10月12日に、当社の代表弁護士中西優一郎が、「IT企業のための労務トラブル対策」のセミナーを実施しました。
IT企業では、IT企業特有の労働問題が生じます。IT業界では、24時間、365日、稼働し続けるコンピューターやシステムを設計開発し、保守運用をされていると思います。これらにたずさわる人たちの労務管理をしっかり行わなければ、トラブルが起こり、企業活動に大きなダメージが生じます。IT企業特有の労働問題として、「未払い残業代」「メンタルヘルス問題」「問題社員の対応」などが挙げられます。当社は、IT企業の労働問題を多く取り扱っています。
そこで、本セミナーでは、実際の労働トラブル(解雇、残業代など)の事案をもとに、トラブルを防ぐコツ、トラブルになった時の会社の対処法など、IT企業の皆様が知っておくと役に立つ実践的なノウハウについて、分かり易く解説いたしました。
主な内容は、以下のとおりです。
・IT企業でよくあるトラブル
・労働紛争が発生すると
・会社側の対応のポイント
・解雇をめぐるトラブル 会社側の原因
・労働事件の手続
・労働事件の処理状況①
・労働事件の処理状況②
・労働審判事件
・労働審判事件のポイント(会社側)
・訴訟事件
・解雇
・解雇トラブルの対策
・もめやすい社員
・解雇権への規制
・会社側のリスク
・普通解雇
・試用期間中の解雇
・能力不足
・職務怠慢
・就労障害
・事案例(能力不足)
・判断のポイント(能力不足)
・主張・立証の方法①(能力不足)
・主張・立証の方法②(能力不足)
・主張・立証の方法①(職務怠慢)
・主張・立証の方法②(職務怠慢)
・精神的不調を理由とする無断欠勤と懲戒処分
・主張・立証の方法(就労障害)
・解雇の心得
・解雇のためのポイント
・残業代(時間外手当の成否)
・残業代
・残業代(主張・立証の方法)
・退職勧奨
・労働組合
・問題社員が辞めるといったら
・問題社員から会社を守る3つの方法
など
ご参加いただいた皆様、どうも有難うございました。