ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第26回目)に出演致しました。
「交通事故に遭ったらまず何をすればいい?」
というテーマでお話ししました。
交通事故は突然の出来事であり、多くの方が被害に遭われるのが初めてのため「何をすればいいのか分からない」というご相談をよくお聞きします。
事故直後は、まず、
① 負傷者の救護・安全の確保
② 警察への届出
③ 証拠の保全・相手情報の確認
④ 保険会社への連絡
⑤ 医師の診断を受ける
などが必要となります。
そのうえで、治療に専念します。
治療をしながら、加害者の保険会社より、治療費、休業補償などの支払いを受けることになります。
症状固定(これ以上治療を継続しても、治療効果が上がらなくなった状態)になると、保険会社と損害賠償額をめぐって交渉します。
交渉相手となる加害者の保険会社は交通事故の専門家であり、多くの交通事故の事案を処理し、専門知識と交渉技術を備えています。
そして、保険会社は、通常、裁判となった場合の基準より低い保険会社の基準に基づいて、損害賠償額を提示してきます。
保険会社の提示する損害賠償額が妥当なのかどうかを慎重に判断する必要があります。
交通事故は、医療・事故分析・保険制度等の専門知識を要する分野ですので、正当な損害賠償額を得るために、専門家のアドバイスを受けられることをお勧め致します。
番組内容の概要
番組では、交通事故について、
「交通事故に遭ったら、まず何をすればいい?」
「損害賠償額は、どうやって決まるの?」
「保険会社との交渉はどうしたらいい?」
「示談交渉がまとまらないときは?」
などについてお話ししました。
内容の概要は、以下のとおりです。
交通事故に遭ったら、まず何をすればいい?
・負傷者の救護
・安全の確保
・警察への届出
・証拠の保全
・相手情報の確認
・保険会社への連絡
・医師の診断を受ける
損害賠償の金額は、どうやって決まるの?
・請求できる損害は
・後遺障害の認定は
・自賠責基準、保険基準、弁護士基準
保険会社との交渉はどうしたらいい?
・示談交渉で問題となる点
・事前の準備について
・示談交渉がまとまらないとき
その他、交通事故で被害者が気を付けること
今後とも宜しくお願い致します。