ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第4回目)に出演させていただきました。
本日は、「息子兄弟のために遺言を書きたい…でも、どうしたらいいの? 気を付けることは?」というテーマをもとに、お話ししました。
円満な相続のために、「遺言」は効果的です。
「遺言」は、遺言をする方にとって、ご自身の思いに沿った財産の処分をすることができます。その結果、遺産の分割に遺言者である親の意思が反映され、相続人である子ども同士の相続争いを防止することができます。
「遺言」と聞くと、亡くなる間際にするものとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、遺言は判断能力がなくなってしまうと出来ません。したがって、元気なうちに、家族関係・財産関係など、各相続人の個別の事情をよく考えて、遺言を作成しておかれるほうがいいです。
また、遺言を作る際には、相続対策に効果のある遺言となるよう、専門家のアドバイスを受けられることをお勧めいたします。
当事務所は、5月26日(土)、芦屋市民会館で、セミナー「相続でもめないための遺言のすすめ.pdf」を実施します。
セミナーでは、遺言で知っておきたいことから、実際の書き方まで、文例(サンプル)を使いながら、分かりやすく解説させていただきます。
ぜひ、お気軽にご参加下さいませ。
番組内容の概要
番組では、遺言の内容・種類、遺言のメリット、遺言の作り方等を中心にお話ししました。
また、公正証書遺言の作成手続に関連して、公証役場・公証人の役割、遺言作成の費用等についてご説明しました。
内容の概要は、以下のとおりです。
遺言って何? 遺言のメリットは?
・自らの思いに沿った財産の処分ができる
・相続争いを防止できる
遺言を書いたほうがいいのはどんな場合?
・兄弟間の仲が悪い
・夫婦の間に子どもがいない
・内縁の妻がいる
・自営業者や農家をしている
・面倒を見てくれた息子の嫁に財産を分けたい
・再婚し、先妻の子と後妻がいるなど
遺言の種類は?
・自筆証書遺言
・公正証書遺言
・秘密証書遺言
遺言はどうやって作るの?
・自筆証書遺言を作るときのポイント・気を付ける点
・おすすめは公正証書遺言
・公正証書遺言を作る費用
今後とも宜しくお願い致します。