1月15日に、当事務所の代表弁護士中西優一郎が、大阪経済大学税理士大樟会にお招きいただき、「会社側から見た労働案件の実務」との題で、講師を務めました。
実際の解雇トラブルの事案をもとに、トラブルになった時の会社の対処法についてお話ししました。
また、問題のある社員の特徴ごとに（能力不足、職務怠慢等）、具体的な注意指導の方法をご説明し、併せて、解雇に至るまでにすべきこと、裁判になった場合のポイント、労働組合との団体交渉のコツ等をお話ししました。
主な内容は、以下のとおりです。
【顧問先から相談される従業員とのトラブル】
・会社側の労働案件
・解雇をめぐるトラブル・会社側の原因
【労働事件の種類、手続、処理状況】
・労働事件の種類・手続
・労働事件の処理状況
・保全事件
・労働審判事件
・労働審判事件のポイント（会社側）
・訴訟事件
【解雇をめぐるトラブルの対策、ポイント】
・解雇トラブルの対策
・解雇権への規制
・会社側のリスク
・普通解雇
・解雇権濫用に関する判例
・試用期間中の解雇
・能力不足、職務怠慢、就労障害
・事案例（能力不足）
・判断のポイント（能力不足）
・精神的不調を理由とする無断欠勤と懲戒処分
・主張・立証の方法(能力不足、職務怠慢、就労障害）
・解雇の心得
・整理解雇
・整理解雇に関する判例
・主張・立証の方法（人員削減の必要性、解雇回避努力、被解雇者選定の合理性、手続の相当性）
・懲戒解雇
【その他のトラブル】
・残業代（時間外手当の成否）
・残業代（主張・立証の方法）
【問題社員から顧問先を守るアドバイス】
・問題社員から会社を守る3つの方法
・退職勧奨
・労働組合
など
ご参加いただいた皆様、どうも有難うございました。
